審査員奨励賞は、審査会においてグランプリの次に評価の高かったプランに送られる賞である。今回、『想石』と『You
Understand! Gothic and
Lolita!!』の2つのプランが候補としてあげられ議論がされた。『メタボランティア』も評価が高かったが、事業性という点から候補から外された。その中で、既に市場として顕在化しているゴスロリよりも、まだまだ潜在的な市場であり、かつこれから新しいビジネスが求められる葬儀関連の市場に着目した『想石』が審査員奨励賞として選ばれた。特にそのニーズの高さが評価された。
<プレゼンター/株式会社ナイキジャパン
マーケティング
東京マーケティング ディレクター 久保田 夏彦様のコメント> 今現在、ナイキでは、「JUST DO IT.東京」というキャンペーンを展開しております。「JUST DO IT.東京」のメッセージは、「東京で遊べ」ということで東京のストリートでスケートやダンスやBMXなどのスポーツをしている若者達を応援し、そういう若者達と一緒に大きなムーブメントを起こしていこうというものです。最初に、今回の協賛のお話をいただいた時に、「アイデア」「エモーショナル」と言われても、うちの会社は、かなり体育会系の会社でそんなの考えている暇があったら腕立ての一つでもやってくれ、というような企業カルチャーなので、繋がりは「東京」くらいかなと思い、お話を聞かせていただきました。いまストリートでスポーツをやっている若者達は、遊ぶ場所が全くない。例えばダンサーの子達に、「将来どうしたいの?」と聞くと、「ダンスで飯を食っていきたい!」という、身の丈に合った答えが多いんです。しかし、出来ればナイキは、もうちょっと大きな夢を東京の若者達に見てもらいたいな、というのを感じていました。彼らは彼らで、スポーツに対して、猛烈な情熱を持って取り組んではいるんですけれども、自分達の要望を企業と一緒に実現したり、ビジネスに乗せたりという才能とは、また別の才能を持った子達なんですね。それに気がついた時に、今回の東京ビジネスアイデアコンテストで、そういう左脳の部分を助けていただけるようなプランが発見できないかなと思って、協賛させていただきました。プレゼンを見させていただいて、選ばせていただいたのが、「ゴスロリ」の滝川さんです。一番遠い所なんですけど、私のやっているキャンペーンは、大阪に行っても全然何言ってるか分からないし、ニューヨークに持っていっても何やっているか分からないし、LAに持っていっても、全く理解されないぐらい東京に根付いたキャンペーンです。はじめは、スポーツ軸で「メタボランティア」を選ぼうか、東京発信ということでゴスロリを選ぼうか、すごく悩みました。ゴスロリを最初見た時に、これは関係ないなと思っていたのですが、プレゼンを聞かせていただき、やっぱり東京発信のものを応援するのが、JUST
DO IT.東京のコンセプトと思い、選ばせてもらいました。おめでとうございます。