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近い将来もっとも発展する産業群の一つ“感性産業”をテーマに、次のビジネスシーンに必要とされる「感性」と「アイデア」を発掘する、日本初のコンテスト「東京ビジネスアイデアコンテスト」。全国から集まった、人々の感性に訴える新しい「コンセプト(カルチャー・価値観・物語・コダワリ)」を提案する新たなビジネスアイデア、その数は429プラン。開催初年度から日本最大級になったビジネスコンテストの最終選考まで残ったのは8組。その若き挑戦者たちの結果をご覧ください。

「ぬいぐるみ天国」
後明 寿枝さん(関西大学)
【チーム名】いぬーピー

「想石(そうせき)
〜想いを残す石版 想いを馳せる石版〜

黒田 和宏さん(社会人)
【チーム名】project ntm

「メタボランティア」
河野 誠二さん(社会人)
【チーム名】kg

「遊びの世紀」
西村 琢さん(社会人)
ソウ・エクスペリエンス株式会社

 
 
「You Understand! Gothic and Lolita!!」
滝川 麻依子さん(社会人)
【チーム名】Luna NoirChat
   
 
 
「スクコイ!〜お稽古しながら出会っちゃおう♪〜
柴崎 友哉さん(明治大学)
【チーム名】インセクト
「スイーツビール」
中川 美希さん(社会人)
サンクトガーレン有限会社
 
「空想スイッチ
成冨 ミヲリさん(明治大学)
有限会社トライトーン
   
 

ぬいぐるみを捨てたいと思っても捨てられずに困っている人たちをターゲットにぬいぐるみを天国へ招待するというコンセプトで素敵な別れを演出する。従来から行われている人形供養に加え、保育園への寄付や生活用品にリサイクルするなどの方法を提案する。

<感性という切り口での勝負>
東京ビジネスアイデアコンテストでグランプリを取るということは、普通のコンテストと違う「えっ?」という目新しさが必要である。既存のコンテストとの違いは、ただビジネスモデルとして企画書だけが上手い人が残るのではなく、技術ではなく感性という切り口で勝負をしてもらうという点である。『ぬいぐるみ天国』は、後明さんのぬいぐるみを愛する感性でファイナルまで勝ち残り、そして最終プレゼンテーションでもその世界観が存分に伝わってきた。 ビジネスには、情熱とか思いも大事だが、その思いを伝えて応援してもらえる人をどれだけ集められるかという部分が更に大事である。その点では、一番『ぬいぐるみ天国』の思いが伝わってきた。

<新しい市場を切り開く>
また、ありそうでないという視点、新しい市場がありそうと思わせることもビジネスコンテストとして評価すべき視点である。『ぬいぐるみ天国』は大きなビジネスに発展するかどうかは分からないが、1億円程度のビジネスとしては絶対に成立するという評価を審査会において得た。何よりも成り立つということが重要であり、その可能性を強く感じられたこともグランプリ選定の要因である。

<心を掴むタイトル>
シンプルに『ぬいぐるみ天国』というそのフレーズで、審査員の皆様が「あっ、こんな世界があったんだ」という風に思わせてくれたことが、審査会においても高い評価を得た。ユーザーのココロを掴むためには、イメージを相手に湧かせるタイトルやフレーズが非常に重要なポイントである。

<その他のコメント>
第1回目に『ぬいぐるみ天国』が選ばれたということは、まさに400文字から始まる感性のコンテストの象徴である。女子大生の純粋な想いが、チームメンバーの協力と、そしてブラッシュアップという過程を経てグランプリを受賞するプランにまでなっていく姿に励まされ、更に多くの若者たちに、自分たちの感性からビジネスを始めることにチャレンジをし、そしてその喜びを感じて欲しい。 また審査員の中から、「ぬいぐるみ天国は、A社とかにもっていったらすごく喜ぶと思う。これ僕できるだけやりますよ。いきますよ、A社」という発言があったことも報告しておきたい。

<プレゼンター/澤田 貴司 様(株式会社リヴァンプ 代表パートナー)のコメント>
おめでとうございます。審査員全員でかなり色々な議論をしたのですが、審査員の投票が最も多かった案が、『ぬいぐるみ天国』でした。その結果も重要な判断材料として考慮し、今回のグランプリ決定となりました。今回の大会には色々な方達が様々な思いを持って参加していただきました。最終的なグランプリは『ぬいぐるみ天国』に決定したのですが、この結果には『真新しさ』、『大会のタイトルにもあるエモーショナル』な部分も選定の考慮に加えました。従い既に起業されている人とか、色々なことをやられている人は、引き続き既存の事業を『気合と根性で頑張ってほしい』と考えています。今回の選定では『真新しさ』、『大会のタイトルにもあるエモーショナル』、そういうことがとても大切なんじゃないかなということを重視しました。だから、大変申し訳なかったのですが、いま、ビジネスをやっている方は、そういう意味では苦戦したのかなと思います。その中で、『ぬいぐるみ天国』は、「処分」と言う言葉がでた瞬間に激怒した後明さんの顔もそうですし、ぬいぐるみは世の中にいっぱいあって、それを何とか天国に送ってあげたい、そういうニーズもすごくあると思うし、その思いがすごく強くて、その強い思いにロジックが付いてくるとかなり面白いビジネスになるのかな、と思いました。私や審査員全員が、そういう思いで選ばせていただきました。なお賞金の使い方についいては決して、今から飲みに行って大騒ぎしないように(笑)。非常に大事な300万円だと思いますので、事業のためにぜひ使っていただきたいと思います。本当におめでとうございました。
 

想石とは、自分の生きた証を、想い出として墓石に残すサービスです。あなたの想い出を手のひらサイズのディスプレイデバイス"想石"が映し出します。お墓参りに来てくれた友人・親族は、あなたへの想いを馳せながら想石を見て、そして、新たな想いを継ぎ足します。そうすることで、あなたの生きた証はいろいろな人たちに、そして後世の人たちへと永遠に伝わっていきます。

審査員奨励賞は、審査会においてグランプリの次に評価の高かったプランに送られる賞である。今回、『想石』と『You Understand! Gothic and Lolita!!』の2つのプランが候補としてあげられ議論がされた。『メタボランティア』も評価が高かったが、事業性という点から候補から外された。その中で、既に市場として顕在化しているゴスロリよりも、まだまだ潜在的な市場であり、かつこれから新しいビジネスが求められる葬儀関連の市場に着目した『想石』が審査員奨励賞として選ばれた。特にそのニーズの高さが評価された。

<プレゼンター/鈴木 おさむ 様(放送作家)のコメント>
審査員室で色々、皆で話合いまして、元々この話を一番最初にいただいた時に、ビジネスコンテストで新しいものが作りたいということで、400文字から始まるということに、すごくこだわりました。普段は参加しないような人もいっぱい参加して、分母がすごく大きくて、他のビジネスコンテストとは違うものになったんじゃないかと思います。その中で、このプランは「お墓」というアナログで一般的なものに、デジタルなものを引っ掛けて、他の展開もいっぱいできるという意味でいうと新しくて、お墓に夢があるというのもどうかと思うんですけれども、すごく夢がある、ビジネスになるんじゃないかという皆の意見になりました。これをキッカケに、このビジネスをどう広げるか、僕達がこのビジネスを雑誌かなんかで知ったらやっぱり嬉しいので、頑張って下さい。おめでとうございます。
 
 

メタボリックとボランティアを繋げる社会貢献ビジネス

当日、会場にいる観客投票で、最も人気の高かったプランに対して贈られる観客賞。観客を巻き込む絶妙なプレゼンテーション、また誰でも参加できるそのプラン内容が観客からの支持を得て、ダントツで観客賞を受賞。審査員、スポンサーの評価も高く、これからの飛躍が期待される。
 
 

21世紀は遊びの世紀です。より多く、より深く、より楽しく遊んだ人が、世の中を動かしていくと思います。そのような時代の形成を先導するソウ・エクスペリエンスのビジョンと哲学を発表します。

<プレゼンター/ソニー株式会社 コーポレートディベロップメント部
  ネットメディア開発室 チーフプロデューサー 本間 毅様のコメント>

今日は本当に大変楽しく拝見させていただきまして、何時間もいたら疲れるのかと思ったのですが、疲れる一方で非常に心地よい疲労感と言いますか、良い汗をかかせていただきました。最初に、ビジネスコンテストの話を聞かせていただいた時に、「エモーション」と言われて、我々の手がける映像ネットディア「eyeVio」のメッセージも「my life,your emotion.」、つまり、私の生活があなたの感動になる、という所をベースに映像を共有して欲しいということで作っていたので、その場でクラっときまして、協賛を心に決めたということを覚えております。私自身、ソニーに入った4年半前、それまでは自分で起業しておりまして、数年間ベンチャー企業を経営した後、ソニーに入ったわけですが、やはりそれで共通しているということは、ビジネスということを車に例えると信念と情熱が非常に重要であると思っています。要するに信念というガイドマップを持ちながら、情熱というエンジンで走っていかなければ、絶対物事は進んでいかない。それは、ベンチャー企業でも、ソニーのような大きな会社でも同じだと思っておりまして、そういう意味で、今日の皆様のプレゼンテーションを大変楽しく拝見させていた中で、一体どなたに上げるのがいいんだろうかと迷ったんですけれども、最初は、やはり色々なビジネス面を考えたのですが、「体験」という所をキーワードに、感動を共有したいということを考えておりましたので、ソウエクスペリエンスの方を「eyeVio賞」として選出させていただきました。ぜひ、これからも頑張って下さい。
 
 

ゴスロリ=コスプレの概念をぶち壊すべく世の中にゴスロリのすごさを広めるためのポータルサイトの運営と大規模イベントの企画・運営をおこなっていきます!ゴスロリは日本だけではなく世界へ通用する日本発のジャパニーズモードだということをもっと知ってください!

<プレゼンター/株式会社ナイキジャパン マーケティング
 東京マーケティング ディレクター 久保田 夏彦様のコメント>

今現在、ナイキでは、「JUST DO IT.東京」というキャンペーンを展開しております。「JUST DO IT.東京」のメッセージは、「東京で遊べ」ということで東京のストリートでスケートやダンスやBMXなどのスポーツをしている若者達を応援し、そういう若者達と一緒に大きなムーブメントを起こしていこうというものです。最初に、今回の協賛のお話をいただいた時に、「アイデア」「エモーショナル」と言われても、うちの会社は、かなり体育会系の会社でそんなの考えている暇があったら腕立ての一つでもやってくれ、というような企業カルチャーなので、繋がりは「東京」くらいかなと思い、お話を聞かせていただきました。いまストリートでスポーツをやっている若者達は、遊ぶ場所が全くない。例えばダンサーの子達に、「将来どうしたいの?」と聞くと、「ダンスで飯を食っていきたい!」という、身の丈に合った答えが多いんです。しかし、出来ればナイキは、もうちょっと大きな夢を東京の若者達に見てもらいたいな、というのを感じていました。彼らは彼らで、スポーツに対して、猛烈な情熱を持って取り組んではいるんですけれども、自分達の要望を企業と一緒に実現したり、ビジネスに乗せたりという才能とは、また別の才能を持った子達なんですね。それに気がついた時に、今回の東京ビジネスアイデアコンテストで、そういう左脳の部分を助けていただけるようなプランが発見できないかなと思って、協賛させていただきました。プレゼンを見させていただいて、選ばせていただいたのが、「ゴスロリ」の滝川さんです。一番遠い所なんですけど、私のやっているキャンペーンは、大阪に行っても全然何言ってるか分からないし、ニューヨークに持っていっても何やっているか分からないし、LAに持っていっても、全く理解されないぐらい東京に根付いたキャンペーンです。はじめは、スポーツ軸で「メタボランティア」を選ぼうか、東京発信ということでゴスロリを選ぼうか、すごく悩みました。ゴスロリを最初見た時に、これは関係ないなと思っていたのですが、プレゼンを聞かせていただき、やっぱり東京発信のものを応援するのが、JUST DO IT.東京のコンセプトと思い、選ばせてもらいました。おめでとうございます。
 
 
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